「虹色はちみつ」タイトルの由来

タイトルは、ニューヨークタイムズの記事に、フランスの産業廃棄物処理工場の近くの養蜂場のミツバチが、花の蜜の代わりに色とりどりの菓子の廃棄物を集め、虹色のハチミツが集まったとのニュースから着想しました。子どもも、家庭環境次第でどんな色にもなり得るとの思いを込めました。
2021年7月、「こんぴらさん」で世界的に親しまれている金刀比羅宮や表参道などで、撮影しました。金陵の郷の中庭では町民ら約90人がエキストラで参加し、夏祭りの場面を制作しました。
スタッフの大半は前作「はちみつレモネード」の縁からで、主人公の女子高校生役は、前作でも主演を務めた辻千恵さん(28)。子役には、CMなどで活躍している鈴木咲さん(7)。音楽は、いずれも高松市出身のアーティスト、岡田春菜さんや舞子さんらが担当しました。
梅木監督より「家族の大切さや心の触れ合いを味わってもらうとともに、見てくれた人が、自分も誰かの助け舟になれると思ってもらえたら」